「暖房(冷房)をフル稼働させているのに、なかなか部屋が暖まらない(冷えない)」
そんなお悩みはありませんか? 実は、住宅の断熱性能を左右する最大のカギは、壁や床ではなく「窓」にあるんです。今回は、意外と知られていない「熱の出入り」の真実と、今すぐできる対策についてお伝えします。
■ 驚きのデータ:窓からが「7割」
冷暖房の効率が悪い原因は、家の「開口部(窓やドア)」に集中しています。
- 夏の冷房時:室内に侵入する熱の約73%が窓から
- 冬の暖房時:室外へ逃げ出す熱の約58%が窓から
(出典:一般社団法人 日本建材・住宅設備産業協会)
なんと、夏の暑さの約7割、冬の暖かさの約6割が「窓」を通じて出入りしているのです。いくら壁に厚い断熱材を入れても、窓の対策がおろそかでは、バケツに穴が開いた状態で水を汲んでいるようなもの。
窓の断熱こそが、快適な住まいへの近道なのです。
■ 快適な住まいを作るための「窓対策」
では、具体的にどのような対策をすれば良いのでしょうか?
1. 【効果絶大】内窓(二重サッシ)の設置
今ある窓の内側にもう一つ窓(内窓)を取り付ける方法です。既存の窓との間に「空気の層」ができることで断熱効果を発揮します。結露対策や防音にも非常に効果的です。
窓本体の交換は、外壁等を壊す必要があるため、費用が高額になりがちです。
2. 【手軽にスタート】窓のDIY断熱アイテム】
「まずは手軽に試したい」という方におすすめのグッズです。
※注意
定番の窓ガラスに貼り付ける断熱シートは、ガラスが割れる危険性があります。
リスクの度合いを整理すると、以下のようになります。
| ガラスの種類 | 熱割れリスク | 理由 |
| 網入りガラス | 非常に高い | 中のワイヤーが熱を持ち、膨張率もガラスと異なるため。 |
| 複層ガラス | 高い | 空気層があるため熱が逃げにくく、温度が上がりやすいため。 |
| 一枚ガラス | 低い〜中 | 比較的熱が逃げやすいが、条件次第で発生する。 |
※プラスチックダンボールをカットして内窓にする方法もありますが、プラダンと窓の間がカビる場合があります。
1. 隙間テープ サッシの隙間に貼るだけ。断熱の盲点「隙間風」をシャットアウト。
2.外貼り専用 断熱フィルム 耐用年数は、一般的に3年〜5年程度
室外側に貼ることで、ガラスが熱を持つ前に熱をカットします。熱割れリスクを劇的に下げられるため、DIY対策として推奨しやすいです。
■ まとめ:窓を変えれば、暮らしが変わる窓の断熱対策は、単に「快適になる」だけでなく、光熱費の削減にも直結します。 「家の中がどうも過ごしにくい」と感じたら、まずは窓を見直してみませんか?当社では、お客様の住まいに合わせた最適な断熱リフォームのご提案を行っています。 「まずは見積もりだけ」「うちの窓はどうかな?」といったご相談も大歓迎です。